月山純典弁護士が昨年に続いて日本弁護士連合会人権擁護大会(10月4日)に出席し、その前日のシンポジウムでは『取調べの立会いが刑事司法を変える~弁護人の援助を受ける権利の確立を~』に参加しました。当番弁護士制度の創設、被疑者国選弁護制度の実現、取調べの可視化に引き続いて検討されるべき課題として、警察・検察取調べに際しての弁護人の立会いが急務であることが議論されました。元厚労省の事務次官である村木厚子氏の『取調べというのは、リングにアマチュアのボクサーとプロのボクサーが上がって試合をする、レフェリーもいないし、セコンドもいないという思いがしました。』という発言の重みを再認識しました。